「60代になってから投資なんて遅いんじゃないか…」
「元本割れが怖いし、もうお金は減らしたくない…」
そんな不安を感じている方、私もまったく同じでした。
でも、いまや年金や退職金だけでは安心できない時代。
銀行に預けても利息はごくわずか。どうすれば老後のお金を“守りながら育てる”ことができるのでしょうか。
今回は、60代からでも始められる、**「つみたてNISA」**の基本と、初心者でも安心な運用法をわかりやすく解説します。
つみたてNISAとは?60代でも始められるの?
まず「つみたてNISA」とは、少額からの長期投資をサポートする税制優遇制度です。
✔ 主な特徴:
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年間投資枠:最大120万円(2024年〜の新制度)
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非課税期間:無期限(旧制度は20年間)
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対象:日本に住む18歳以上のすべての人(年齢制限なし)
つまり、60代・70代からでもスタートOK!
現役を引退しても、資産形成や資産保全の選択肢として利用できます。
銀行預金だけで安心?60代以降のお金の課題
退職後、私は退職金の大半を銀行に預けていました。
ですが、金利は年0.001%。仮に1,000万円を10年間預けても、利息はたった1万円程度。
一方、物価は上昇し続けています。
つまり、預金の価値は“実質的に目減り”しているということになります。
そこで出会ったのが「つみたてNISA」でした。
60代からの「つみたてNISA」運用の考え方
60代からの投資は、20代・30代と同じやり方では不安が残ります。
そこで大事なのは、「守り」と「育てる」を両立する考え方です。
✔ ポイント①:無理のない金額で始める
最初は月1万円〜3万円程度の積立で十分です。
生活資金に影響しない金額で、ストレスなく始めましょう。
✔ ポイント②:商品の選び方は「分散型×低リスク」
60代からは、株式100%よりも、株式+債券のバランス型ファンドなど、リスクが分散された商品を選ぶのが安心です。
代表的な人気銘柄:
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eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
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セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
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楽天・全世界株式インデックス・ファンド
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✔ ポイント③:10年という“短すぎない”目線を持つ
60代といっても、平均寿命から見ればあと20〜30年の人生があります。
運用期間を5年、10年と見ていけば、長期投資の効果を得られる可能性は十分にあります。
実際にやってみて分かった「安心感」
私は62歳からつみたてNISAを始めました。
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月2万円
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商品はバランス型1本
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放置でOKな自動積立スタイル
気づけば2年経ち、評価益も+8%ほどになっています(2025年7月現在)。
もちろん、短期的に下がる時期もありますが、**“使わないお金で、将来のために少しずつ増やしていく”**という感覚はとても心地よいものでした。
よくある質問Q&A
Q1. 元本割れしませんか?
A. 短期的にはマイナスになることもありますが、長期投資&分散投資を徹底すれば、リスクは大きく抑えられます。
そもそも、つみたてNISAはギャンブル的な投資とは真逆のスタイルです。
Q2. 何歳まで続けられますか?
A. 現行制度では年齢制限はなく、運用も非課税期間も無期限。受け取る時期は自分で調整できます。
Q3. 元本割れしてるときに引き出しても大丈夫?
A. 引き出しはいつでも可能ですが、なるべく“下がっていないタイミング”を狙うと安心。
とはいえ、「少額ずつ」引き出せる柔軟さも大きな魅力です。
まとめ|60代からでも遅くない。まずは「一歩」を踏み出そう
60代で投資なんて…と思っていた私も、今では「もっと早く知りたかった」と感じています。
大切なのは、知識と仕組みを味方につけて、安心して始めること。
銀行に預けて眠らせるのではなく、未来の生活のために「働かせるお金」に変えていきましょう。
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